既にmodul8のライセンスをお持ちの方は、下記yourspaceよりシリアル番号を入力いただくことでご自身のライセンス利用状況をご確認いただけますが、
1年に1度にかぎり、導入済みコンピュータ名右側の “Reset” リンクを押下することにより、Web上でデオーソライズを行えるようになりました。
(リセット可能な回数を使い切りますと、新たなマシンでmodul8を有効化することはできなくなりますため、ご注意ください)

http://www.modul8.ch/yourspace

ただし、上記はコンピュータが壊れたなどの事由により、modul8を通常の方法でデオーソライズできない場合などにお使いいただくもので、
コンピュータ上でmodul8が正常に起動可能な場合は、従来通り以下の通常のデオーソライズ操作をお願いいたします。

通常のデオーソライズ手順:

1. インターネット接続環境でModul8起動を起動します。
2. メニューの [Modul8] -> [Deauthorize Modul8...] を選択します。
3. 表示されたボックスの “Deauthorize now!” ボタンを押下します。

なお、過去から長くに渡りmodul8をお使いの場合、まれにyourspaceにてライセンス利用状況が正しく表示されないケースが確認されております。
そのような場合に手動デオーソライズが必要となりました場合には、従来通りメール (info @ opticious.jp) にて受付いたします。
※スイスGarageCube社への依頼のため、お時間をいただくことがございます。ご了承くださいませ。

GarageCube社より、modul8の2.7ベータ版が発表されました!
主な新機能/変更点は以下の通りです。

  • Syphonからの入力
  • メディアコレクター (プロジェクトとメディアのフォルダへの保存機能)
  • ArtnetのサポートとDMX設定の改善
  • レイヤーブレンドモードの追加 (スクリーン/除外)
  • ピクセルのエフェクトがGPUを使用するよう進化 (従来どおりCPUのピクセルエフェクトも使用可能)
  • オートムーブ・オートスケールに新しいオプションを追加
  • MIDI/キーボードマッピングの不具合修正
  • OSX 10.4のサポート停止
  • Python 2.5の使用

既にライセンスをお持ちの方は
http://www.modul8.ch/yourspace/
よりお手持ちのライセンスを入力後、[Download Modul8]リンクを押下いただきますと、新しく開くページにてベータ版 “Modul8 V2.7b1 application” をダウンロードいただくことが可能です。

なお、ベータ版はサポートの対象外となりますため、実製作には製品版のバージョンを引き続きご利用くださいませ。

待望のmodul8日本語マニュアルを公開しました!
ダウンロードは以下のリンクから。今後のサービス向上のため、フォームへの入力も是非お願いします!

>>modul8日本語マニュアルをダウンロード
 

今週末 3/17(土) 18:00 - 20:00 は、アップルストア銀座にて映像クリエイターのためのDMX講座を開催します! modul8を外部のDMXコントローラーで操作するデモをはじめ、幅広く映像クリエイター向けのお話をする予定です。
ぜひお気軽に、お越しください。
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/

本拠地のヨーロッパをはじめ世界各地で活躍するヴィジュアル・レーベル AntiVJ から、Nicolas Boritch, Romain Tardy, Thomas Vaquie, Simon Geilfusの4人が現在、日仏学院のメディアアート月間 デジタルショック (Mois du Numérique) に合わせ、初めての来日中です。

日仏学院でのインスタレーション準備に多忙な彼らへ、2/2(木)のアップルストア銀座でのセミナー後、直接お話を聞く機会にめぐまれました。セミナーにおいても圧倒的な作品の紹介とともに、自然発生的なアーティスト同士のつながりとたゆまぬ実験、毎回作り替えるというソフトウェア、商用とオープンは必ずしも相対するものではない、10分間のインスタレーションに2ヶ月を費やすこともある… などなど制作背景について多くの印象的なコメントを残していた彼ら。セミナー後のインタビューでも、たくさんの問いかけに応えてくれました。
 



AntiVJ: Romain Tardy氏, Simon Geilfus氏へのインタビュー
インタビュワー: Issy, Oku, Mei (Opticious)

– AntiVJの皆さんは、まず個々人がアーティストであると同時に、チームでプロジェクトをやるようになった経緯があると思います。それはどのようにして実現したのでしょうか。

Romain: 当初はみんな大体クラブVJをやっていて、最初は遊び感覚で始めたんだ。今回は来日していないJoanieをはじめとするメンバーで、Cusine nightというイベントを中心に活動していた。それがそのうち四角いスクリーンに留まることなく、徐々にいろんなものを対象物として映像を投影するようになって、またいろんな人を巻き込んでいくうちに多くのアイディアを共有して、新しいことに挑戦していくようにシフトしていったんだよ。

Simon: 僕は「始まり」からというより、プロジェクトの過程で声がかかった面が強かったね。いまだとたとえばFlickrやVimeoのようなサービス経由で声をかけあうこともできるし、自然発生的にプロジェクトで人が集まる。

Romain: Thomasのような音楽プロデューサー、動画デザイナー、プログラムを書くのが得意な人、写真家… 違うバックグラウンドから来た人たちの集まりだから、とりわけ互いのアイデンティティを大事にしているね。

– 今回の来日では日仏学院でインスタレーションを展示されるわけですが、みなさんは普段からプロジェクトへの関わりかたはどのようにしていますか。

Simon: たとえば僕はいま日仏学院のプロジェクト一本に集中しているけど、たとえばRomainは並行して複数のプロジェクトをやっていたり、みんな各プロジェクトへの関わりかたも違うんだ。同時並行で様々なプロジェクトが、異なるメンバの手で動いている。その中でNicolasは全てのプロジェクトを見ているけれどね。

– 現場でのプロジェクションマッピングは、事前にイメージを膨らませてから行うのでしょうか、それとも場所を見てからイメージを膨らませるのでしょうか。

Romain: 場合によるね。前もって場所の写真など情報が得られているときもあれば、以前やったキューバの場合なんかだと、特定の場所と決まっていない場合もあった。しかしどちらにしても、その場所自体にインスパイアされるという要素は大きいね。

– 特にいま世界でプロジェクションマッピングが盛んなところはどこでしょう。

Romain: ヨーロッパと北米かな。ヨーロッパでは実験的なもの、北米では商業ベースのものも多いね。

Simon: 商業ベースだからといって面白いものができないという訳ではない。

Romain: 各プロジェクトにはコンテキストや場所、技術面それぞれ異なった制約があるけど、いかに制約から面白いものを生み出すかが大事だね。

– 制約がプロジェクトをユニークにすると。

Simon: そう。今回の日仏学院のプロジェクトにしても、投影対象の小さな建物は木で囲まれていて、最初は「これ、どこにプロジェクター置いたらいいんだ?」という状態だったんだけど、最終的にはその制約の中でできる影をうまく生かしたプロジェクトができあがった。ひとつとして同じプロジェクトはできないよ。

– ここ数年でプロジェクションマッピングがメジャーになってきていますが、今後どのような方向へ行くと思いますか。

Romain: それは大きな話だね。美術館での使用や教育方面でも可能性があるだろうし、ゲームやAR、「プロジェクションマッピングであること」自体を感じさせないようなところまで幅が広がるかもしれない。ただ個人的に思うのは、プロジェクションマッピングにしたって現実の表面をいじっているにすぎないということ。僕はテクノロジー志向でない表現も好きだし、現実のコンテキストがなにより大事であって。

– いまは固い物体に対するものが中心ですが、そのうち液体とか雪とか、決まった形のないものに対する投影も面白いのではないでしょうか。

Romain: ぜひやってみたいね! 特に自然は是非挑戦してみたい対象だよ。Wild Mapping!

– ワイルドマッピング! (一同笑)   では、特に日本でやってみたいプロジェクトはありますか。

Romain: そうだね。単色で線を引くような未来的でミニマルなものよりかは、おとぎ話のような、ストーリー性の高いものをやってみたいかな。老若問わず、幅広い観衆に対してシャープなものを提供したい。

– ストーリーを伝える。

Romain: 表現者、ないしはアーティストにとって公共の場でテクノロジーで遊ぶというのは、とてつもなくすばらしい機会なんだ。たとえば、グラフィティアーティストが人目を忍んで活動するような状況下にあったのと対照的といっていいかもしれない。だからそれだけ、人々に何を見せるかには真摯に取り組んでいるよ。

Simon: 僕らのやるプロジェクトは毎回違っていて、物理的なセットアップはもちろん、ソフトウェアもその現場に即して作り替える。同じツールで同じようにやろうとすればできるかもしれないけれど、それはやりたい方向ではないよね。毎回リスクはあるわけだけれども、常に新しい実験を重ねていきたい。

– 作品を見た人からはどのような反応があるのでしょう。

Romain: 鑑賞者からはよく話しかけられるね。予想外の質問をされたりするところから、すごく学ぶことも多い。たとえば古くからのキリスト教の土壌があるヨーロッパの教会の建物内で、パイプオルガンが崩れたかのような映像を出すと、見た人にとってはなにか特別な意味を持って見えるような場合があるんだ。同じ作品を見ても人々が考えたり、感じたりすることはさまざまで、そこから毎回多くのことを学んでいるよ。

– 本日のお話を聞いて、日仏学院のインスタレーションを観に行くのがいっそう楽しみになりました。どうもありがとうございました。
 


AntiVJのインスタレーション展示は日曜を除く2/24(金)まで、夕暮れから夜限定。
詳しい時間は日仏学院のサイトを。みなさま是非、足をお運びください!
http://www.institut.jp/ja/evenements/11480